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お風呂に入るときピアスは外す?
開けた後のケアや素材ごとの注意点も

入浴時にピアスをどうするかは、多くの人が悩む問題です。「衛生面が気になるから、ピアスを外してしっかりと洗いたい」という人もいれば、「なくさないように、ピアスはしたままで頭や身体と一緒に洗う」という人もいます。人によって意見が異なるため、実際にどうすればよいか分からないこともあるでしょう。

この記事では、お風呂に入るときのピアスの取り扱い方について、素材面・加工面から解説します。ピアスを安全に楽しみたい・美しく保ちたい人は、ぜひ参考にして下さい。

目次

1.お風呂に入るときピアスはどうする?

お風呂に入るときピアスはどうする?

入浴時、ピアスを外すか否かの判断は、人によって様々です。基本的には、ピアスを付けたままお風呂に入っても問題ありません。しかし、ピアスに使用されている素材や加工の仕方によっては、劣化したり壊れたりする恐れがあります。

また、洗浄不足だったり、自分の体質に合わなかったりすると、ピアス穴付近の肌に腫れや炎症が起きる危険性もあります。トラブルを避けたい場合は、都度外してお風呂に入ることが理想的です。

ただし、ピアス穴を開けてすぐのタイミングなど、ピアス穴が不安定な状態の時期は、ピアスを外してはなりません。以下では、ピアス穴を開けた直後のお風呂での注意点を解説します。

1-1.ピアス穴を開けた直後のお風呂でのケア

ピアス穴を開けた直後のお風呂でのケア

ピアス穴を開けた直後でも、お風呂に入ること自体に問題はありません。ただし、ピアス穴は皮膚に針を刺して作るため、怪我の傷口と同じ状態となっています。

ピアス穴を開けた直後にお風呂へ入る場合は、下記の点に注意しましょう。

【ピアス穴を開けた直後の入浴に関する注意点】

● 洗う時に手指が引っかからないようにする
● 刺激の強いシャンプー・洗顔料・ボディソープを使わないようにする
● ピアス穴に浴槽のお湯がかからないようにする

ピアス穴周辺はあまり触らないことが基本です。特に、傷跡がかさぶたになるまでの48時間ほどは極力動かさず、刺激を避けることが推奨されています。医師の指示がなければ消毒液は必要ないものの、ピアス穴付近を清潔に保つことが重要です。泡立てた石鹼などでそっと覆い、しっかりとシャワーで洗い流しましょう。

また、浴槽内のお湯には雑菌が含まれているため、体調やタイミングなどによってはトラブルに繋がるリスクがあります。可能であれば、ピアス穴がある程度安定するまでの間はシャワー浴で済ませることがおすすめです。

2.お風呂に入るとき付けたままでOKのピアスの素材

サージカルステンレス・チタン・樹脂などは水に強く、お風呂のお湯程度では変形や変色を起こしません。水や石鹸などに含まれる成分の影響をほとんど受けないため、錆びたりアレルギーの原因となる成分が溶け出したりしにくい安心できる素材です。

2-1.サージカルステンレス

サージカルステンレスは耐久性が高く、水や汗、皮脂などの汚れに強い素材です。ピアスに使われるサージカルステンレスの多くは、医療用としても信頼度の高い「SUS316L」です。
サージカルステンレスに含まれるクロムが空気中の酸素と反応し、表面に薄い膜を作ることで高い耐食性を発揮します。汗や体液にさらされても金属イオンが溶け出しにくくなるため、アレルギーを起こしにくい傾向です。

サージカルステンレスのみで構成されている商品も多く、比較的安価なため、ファーストピアスやボディピアスとして人気があります。

2-2.チタン

チタンも、含有する成分が表面に膜を張り金属イオンの溶け出しを防ぐ性質があるため、金属アレルギーを起こしにくい素材です。ただし、チタン製のピアスは純度にばらつきがあるため、アレルギー予防に重点を置く場合は「純チタン製」であることを確認しましょう。

同じく金属アレルギーを起こしにくい金や銀よりは安価なものの、サージカルステンレスよりは高価な傾向にあります。

2-3.樹脂

樹脂は金属を含んでいないため、錆びたりアレルギーを引き起こしたりする心配がない素材です。軽くて柔らかで付け心地が良い反面、強度が低いため傷が付きやすいという欠点があります。
お風呂はもちろん、温泉や海などにも付けたまま入れるものの、傷や破損部分などに雑菌が繁殖しやすく、毎日の交換とお手入れが推奨される素材です。

3.場合によっては錆び対策が必要なピアスの素材

一般的には錆びにくいとされているものの、購入時の状態で美しく保つためには入浴時に外した方が良い素材もあります。例えば、金と銀が挙げられ、素材の含有率やお風呂の成分などによっては変色したり錆びたりすることがあるため、注意が必要です。

ここでは、場合によって錆び対策が必要となる金と銀の特徴や、お手入れのポイントを解説します。

3-1.金 (ゴールド)

ピアス ゴールド 金

金は柔らかくて加工しやすいだけでなく、外部から影響を受けにくい安定した金属です。ピアスの場合、金の柔らかさがキズや変形を招くため、他の金属を割金として混ぜたK18やK14、K10などの合金を使用します。

金が変色するのは割金に使用した他の金属と皮脂などが反応して化学反応を起こすためです。金製のピアスを美しく保つためにも、下記いずれかの方法でこまめなお手入れを心がけましょう。

【金製のピアスの手入れ方法】

● 中性洗剤を使用して軽く洗う
● 金製品専用の磨きクロス・磨き液を使用する

ピアスを付けるたびに汚れを落とすことが理想的です。

K18とK14とK10の違い

3-2.銀 (シルバー)

ピアス シルバー 銀

銀は、金属の中でも可視光線の反射率が高く、白い輝きの美しさが特徴です。ただし、非常に柔らかく傷付きやすいため、ピアスに加工する場合はシルバー925などの合金が使用されます。

銀は化学反応を起こしやすく、付けたまま温泉などに入ると硫黄分に反応して黒ずみます。硫黄は温泉以外に、皮脂や化粧品などにも含まれているため注意が必要です。また他にも、漂白剤などに含まれる塩素と反応し変色する場合もあります。
銀製のピアスは、変色度合いに応じて下記いずれかの方法でお手入れしましょう。

【銀製のピアスの手入れ方法】

● 柔らかい布で汚れを拭き取る
● 汚れがひどい場合は、水やぬるま湯で洗い流す
● 付着した皮脂や汗が多い場合は、重曹や歯磨き粉でこすり洗いする
● 黒ずみは銀製品専用の磨きクロスや磨き液を使用する

シルバーアクセサリーのお手入れ

4.お風呂に入るとき外した方が良いピアス

お風呂に入るとき外した方が良いピアス

入浴時に付けっ放しで問題のないピアスは多いものの、使用されている素材や加工方法によっては、適切に扱わなければ見た目が悪くなったり壊れたりする場合もあります。お気に入りのピアスを長く使うためには、素材や加工方法にあった取り扱いをすることが大切です。

ここでは、お風呂に入るときに外した方が良いピアスの種類と注意点を紹介します。

4-1.メッキ加工されたピアス

メッキ加工は、地金に他の金属が薄く被さっている状態のため衝撃に弱く、傷が付きやすい、剥がれやすいなどの欠点があります。水に強い金やチタンなどでコーティングされていても、小さな傷から内側の金属が腐食・劣化するケースは少なくありません。

メッキ加工のピアスは運動や海水浴の際に外すなど、水分が付きやすい場面や、傷が付く恐れのある場面を避けた方が良いでしょう。また、強く擦ったり研磨剤を使用したりすると、さらにメッキが剥がれやすくなります。
気を付けていても自然とコーティングが剥がれるケースもあるため、定期的にメッキし直すなどのメンテナンスを行うことが大切です。

4-2.水に弱い素材が使われたピアス

ポストやキャッチが水に強い素材でも、トップ部分に別の素材が使われているタイプのピアスは、外してからお風呂に入るようにしましょう。お風呂に使用する水道水には塩素など水以外の成分が微量ながら含まれており、ピアスの素材に全く影響がないとは言い切れません。

特に、パールやラピスラズリなどの天然石は、入浴剤や石鹸などの影響を受けてダメージを受ける恐れがあるため要注意です。また、素材によっては水が浸透することで劣化しやすくなります。お手入れの際は、できるだけ柔らかい乾いた布を使用し、濡れたらすぐに水気を拭き取りよく乾燥させましょう。

5.まとめ

入浴時はピアスを外すことが理想的ではあるものの、錆びや劣化に強い素材であれば付けたままでも問題ありません。ただし、入浴時に外す・外さないにかかわらず、正しい洗浄方法によるこまめな手入れが大切です。

ハワイアンジュエリーのオンラインショップ「ミリオンベル」では、ピアスを含むアクセサリーを多数取り揃えています。錆びにくいシルバー925・14kゴールドを中心に扱う他、金属アレルギー対策として樹脂ポストやイヤリングへの交換も承っています。「 Made in Hawaii 」にこだわった高品質なピアスに興味を持つ方は、ぜひ「ミリオンベル」の商品をチェックしてみて下さい。

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