ハワイアンジュエリーミリオンベル本店

金属アレルギー対応で、
本格的なハワイアンジュエリーなら純チタン
肌に優しく・毎日使える快適ジュエリー

プラチナ 白金 platina

BYTHESEAでは、伝統的なハワイアンジュエリーの彫り模様をあしらった純チタンリングをお作りしております。見た目には重厚感がありながら、実際に着けると驚くほど軽く、肌へのやさしさと快適なつけ心地を兼ね備えています。

また、ハワイアンジュエリーの醍醐味である彫りをお楽しみ頂くために、加工はすべて熟練の職人が手作業で彫りを入れております。

本ページでは、チタン素材の特徴や彫りの美しさ、そして購入前に知っておきたいポイントをご紹介いたします。

目次

1.純チタンリングが普段使いしやすい理由

純チタンとは、一般にチタンを99%以上含む高純度なチタン材を指します。当店で使用している純チタンリングも、99.4%以上のチタンを含有する素材を使用しております。

純チタンが普段使いしやすい理由として以下の3点がございます。
 ・硬くて変形しにくい
 ・軽くて快適な付け心地
 ・変色しない
それぞれの詳細を見てみましょう。

  

1-1.硬くて変形しにくい

チタンはシルバーやプラチナに比べて高い強度を誇る素材です。リングを着用していると突拍子にぶつけてしまうことがございますよね?そういったときにチタンは、より変形に強く安心です。

具体的にどれぐらい衝撃に強いのか?純チタンとシルバー925をそれぞれハンマーで叩いて検証してみました。以下の動画をご覧ください。

シルバー925のリングは歪んでしまいましたが純チタンリングは変形しておりません。チタンの頑丈さがお分かりいただけたのではないでしょうか?

しかし、この硬さにはデメリットもございます。チタンリングはサイズのお直しができません。 その反面シルバー925に関しては、歪みはしましたが、元に戻したりサイズのお直しも可能なため柔軟性のある地金とも言えます。

よくある質問

チタンは傷が付きにくいですか?

シルバーに比べればチタンは傷がつきにくいですが、硬い物と擦れた場合は傷がつきます。

  

1-2.軽くて快適なつけ心地

純チタンは非常に軽く、シルバーの約1/2、プラチナの約1/4の重さ。

ハワイアンジュエリーは彫り模様を活かした厚みのあるデザインが多いため、特に女性の場合、プラチナ製のリングでは若干の重さを感じる場合がございます。

その点で純チタンリングは、快適にご着用いただけます。

  純チタンとシルバー925とプラチナ950の重さ比較の画像

BYTHESEAのチタンリングは、重厚感のある見た目なのに、実際に着けてみると驚くほど軽く、長時間でもストレスを感じにくいのが魅力です。

その軽さは、決してチープな印象ではなく、良い意味での軽さとして実感して頂けるはずです。

重さの感覚の差はどれぐらい?

上の測りに乗せたリングでご説明いたしますと、 チタンの場合は1円玉3枚分、プラチナの場合は50円玉3枚分程度です。ちなみに画像のリングサイズは11号です。

シルバーやプラチナは、チタンに比べて重さのある貴金属ですが、そのぶん身に着けたときに重厚感を感じられる素材でもあります。特にプラチナは、それまでチタンやシルバーを使用されていた方にとっては、しっかりとした存在感と上質な高級感をお楽しみ頂けます。

1-3.変色しない

チタンは耐腐食性が高いため、錆びや変色に非常に強い素材です。汗や皮脂によって黒ずむことはなく、海や温泉といった過酷な環境でも変色しません。

同じ価格帯のシルバー925は、空気中に置いておくだけでも徐々に黒ずみが生じるため、美しい白い輝きをキープするためには定期的なお手入れが欠かせません。以下の比較写真では、新品のシルバー925と黒ずんだシルバー925リングを並べています。

  シルバー925の黒ずんだリングと白く綺麗な指輪の比較画像

シルバー925のこの特性は経年変化の風合いとしてお楽しみ頂くお客様もたくさんいらっしゃいます。ご自身の好みに合わせて純チタンを買うか、シルバー925を買うかご検討下さい。

シルバーアクセサリーのお手入れについて

2.医療器具に採用されるほど金属アレルギーを起こしにくい

医療器具のイメージ画像

純チタンの金属アレルギー対応について

チタンは表面に「不動態皮膜(酸化膜)」を形成するため、金属イオンを溶け出しません。そのため、金属アレルギーを起こしにくい素材として知られています。その優れた生体適合性から、人工関節や歯科インプラントなど、体内に長期間埋め込まれる医療器具にも使用されているほど、高い安全性と信頼性を誇ります。

なかでもニッケルやクロムを含まない純チタンは、アレルギー反応が極めて起こりにくく、肌トラブルに悩む方や敏感肌の方にも安心してご使用いただけます。

サージカルステンレス(316L)の金属アレルギー対応について

サージカルステンレス(316L)も、ニッケルを含みながらも、表面にはニッケルイオンが溶け出しにくい「不動態皮膜(酸化膜)」が形成されており、金属アレルギーを起こしにくいです。ただしサージカルステンレスの場合、長期間の使用や海水浴によってこの皮膜が損傷すると、アレルギー反応を引き起こす可能性があるため、特に敏感な方は注意が必要です。

サージカルには「外科の、手術の」という意味を持ち、メスや医療ハサミに採用されています。ただし、体内に長期間埋め込むような用途には一般的に使用されず、代わりにより生体適合性の高いチタンが選ばれます。

Q. チタンの酸化膜も損傷しますか?

損傷することはありますが、チタンの酸化膜は瞬時に再生されます。そのため、ステンレスのように皮膜の損傷によってアレルギーの要因である金属イオンが溶け出す心配はほとんどありません。

以下、金属アレルギーに関してチタンとサージカルステンレス(316L)の比較をまとめます。

チタン サージカルステンレス 316L
用途 人工関節や歯科インプラントなど、体内に長期間埋め込む医療機器にも使用 メスや医療ハサミなど、人体に一時的に使用される医療器具に採用
アレルギーを防ぐ仕組み 酸化膜(不動態皮膜)によって金属イオンの溶出を防止 酸化膜(不動態皮膜)によりニッケルの溶出を抑制
ニッケル・クロムの含有 含まない 含まれている(微量でも反応する方は注意)
酸化膜の再生能力 傷ついてもすぐに自然再生される 再生しないため、摩耗や損傷によりアレルギーリスクあり

金属アレルギー対応素材ランキング(アレルギー発生率が低い順)

1位 チタン
金属アレルギーを引き起こすリスクは極めて稀とされています。

2位 サージカルステンレス 316L
酸化膜に損傷が無い場合に限り安全。長期間の使用や海水浴は酸化膜が剥がれるため非推奨です。

3位 金
純度の高い金はアレルギーが起こりにくい。

4位 プラチナ
変色しにくく、金属アレルギーが起きにくい貴金属です。

5位 シルバー925(シルバー純度92.5%)
ニッケルフリーの場合には比較的安全ですが、銅を含むため、稀にアレルギー反応を示す方もいらっしゃいます。

6位 亜鉛
比較的安全性は高いですが、まれにアレルギー反応が起こることがあります。

7位 マンガン
金属アレルギーのリスクは低いものの、接触性皮膚炎の報告例があります。

8位 銅
稀にアレルギー反応が起きることがあり、金属イオンによる刺激もあります。

9位 クロム
接触皮膚炎の原因になりやすい金属の一つです。

10位 コバルト
アレルギー反応を引き起こしやすく、ニッケルアレルギーとの交差反応もあります。

11位 ニッケル
金属アレルギーの原因で最も多く、敏感な方は特に注意が必要です。

金属アレルギーによる肌トラブルを防ぐためには、正しい知識を身につけておくことが大切です。
金属アレルギーの原因について詳しくはこちら

3.純チタンリングの彫りと色味について

チタンは硬く加工が難しい金属ですが、BYTHESEAのチタンリングは熟練の職人がひとつひとつ手作業で彫りを仕上げております。

職人がリングに彫りを入れている画像

その彫り模様は、シルバーやゴールド、プラチナと比べても遜色のない、立体感と精密さを備えています。 色味は、他の金属よりもややグレーがかった落ち着いたシルバー。クールで上品な印象を与えます。

  チタンと他の地金の色味の比較画像

実際に指に着けると、控えめながらも存在感のある仕上がりに。シンプルな装いにも品よく馴染み、手元に上質さを添えてくれます。

  チタンリングを手に付けた画像

4.サージカルステンレス(316L)との模様の比較

サージカルステンレス製(316L)のハワイアンジュエリーは、金属を型に流し込む鋳造(ちゅうぞう)製法で作られるため、模様の細部がやや粗く、立体感に欠けることがあります。

  鋳造のイメージ画像

一方、BYTHESEAの純チタンリングは手作業で彫りを入れているため細部まで模様が丁寧にはいっておりその違いは一目瞭然ではないでしょうか?

  鋳造のイメージ画像

金属アレルギーに配慮したジュエリーを検討する際、「サージカルステンレス(316L)」と「純チタン」はよく比較される素材です。

コスト面では、鋳造による大量生産が可能なサージカルステンレスがより手頃です。一方、純チタンは非常に硬く加工が難しいため、製造コストが高くなる傾向があります。

サージカルステンレスではなく純チタンを採用している理由

純チタンは、専用の刃物や技術を用いることで、ひとつひとつ丁寧に彫刻を施すことが可能です。対して、サージカルステンレスはさらに加工が難しく、彫刻には不向きとされています。そのため、鋳造による量産が主流となり、ハワイアンジュエリーならではの立体的な彫りを十分に表現することができません。

BYTHESEAの純チタンリングは、価格面ではサージカルステンレス製品に比べて高価かもしれませんが、その分、彫り模様の美しさや金属アレルギーに対する安心感など、品質において確かな価値をご提供できると考えております。

それぞれの素材の特長を踏まえ、ご自身のライフスタイルや価値観に合ったジュエリーをお選びいただければ幸いです。

5.純チタンリングはサイズのお直しができません

チタンは非常に硬い金属のため、リングのサイズ直しができません。そのため、ご注文の際はサイズ選びを慎重に行っていただくことが大切です。

リングサイズを選ぶ際の注意点はコチラ

サイズ測りとサンプルリングのイメージ画像

お客様に安心してサイズ選びをして頂くために

当店では安心してサイズ選びができるよう、リングサイズ測り貸出サンプルリング貸出も行っております。是非ともご利用下さい。

純チタンリングに「文字刻印」「誕生石入れ」をご希望の方へ

純チタンリングはサイズ直しができないことお伝えしましたが、「文字刻印」や「誕生石入れ」を行ったリングにつきましては、サイズ交換もできません。

そのため、純チタンリングに限り、これらのオプションをご希望のお客様には、まず加工前のリングを一度お届けし、ご試着いただいた上でサイズをご確認いただいてから、改めて刻印・石入れの加工を行っております。

お手元のリングを一度ご返送いただくお手間はございますが、「確実にご満足いただけるサイズ感」でお届けするための大切なステップと考えております。

当店でご購入いただければ、後悔のないリング選びができるとお考えいただけましたら幸いです。

6.純チタン VS シルバー925 VS サージカルステンレス316L比較

今までの内容を総括して、価格帯としては近い【純チタン】【シルバー925】【サージカルステンレス316L】の3素材を改めて比較してみましょう。

なお、純チタンとシルバー925はBYTHESEAの製品で、サージカルステンレスは他社製で比較を行っております。予めご了承ください。

   
純チタン(BYTHESEA) シルバー925(BYTHESEA) サージカルステンレス 316L(他社)
アレルギー対応 ◎ 高い安全性と信頼性 △ ニッケルフリーですが、微量の銅を含む 〇 酸化膜に損傷が無い場合に限る
価格 △ 製造コストの兼ね合いでシルバーよりやや上 △ 地金が比較的高価 ◎ 大量生産可能により安価
模様 ◎ 彫刻のため精密◎ 彫刻のため精密 × 鋳造のため粗い
風合い ややグレーがかった落ち着いた光沢 明るく白っぽい銀色で華やか やや青みを帯びたクールな銀色
輝き ややマットでツヤ控め 高光沢な鏡面仕上げ 程よい光沢(やや硬質な印象)
変色 ◎ 変色しない △ 定期的にお手入れが必要 ◎ 変色しない
変形への強さ ◎ 非常に歪みにくい × 柔らかく、変形しやすい 〇 やや強い
サイズ直し × 不可能 ◎ 可能 △ 不可または非常に困難
重さ ◎ 非常に軽い △ やや重め※重厚感があるとも言える 〇 チタンとシルバーの中間

まとめ

純チタンは本格的なハワイアンジュエリーの彫りを楽しめるのに、金属アレルギーに対応した唯一の素材です。

サイズ選びさえ間違えなければ、まさに、美しさと安心を兼ね備えた理想的なジュエリー素材です。

毎日身に着けるものだからこそ、見た目の美しさだけでなく、肌へのやさしさにもこだわって選んでみてはいかがでしょうか。

      

SERVICE

当店のサービス

(*1)対応していない商品もございます。

(*2)繁忙期にはお日にちを頂く場合がございます。

(*3)往復の送料はお客様ご負担、また差額が発生する場合もございます。※刻印や石入れをした商品、オーダー品は交換ではなくお直しでの対応なります。



COLUMN

より深くハワイアンジュエリーをお楽しみ頂くために